このコーナーでは、医療を少し離れて、自分自身のことや身の周りの出来事についてお話ししようと思っております。
あけましておめでとうございます。といってからあっという間に春になってしまいました。ご無沙汰してしまいましたね。
さて今回は「赤ちゃんのこと」です。
わたくし、この1月にやっと「おばちゃん」にしてもらえました。あら?誰ですか?もうすでにりっぱなおばちゃんといっている人は。本人はまだまだ・・と思っているのですから。
そうです。妹に子供が生まれました。11月におじいちゃんになられた小児科医、大先輩の先生は、「本当に孫って言うのはかわいいね」とでれでれになってみえましたが、甥も充分にかわいいです。
先日妹たちが里帰りしてきました。
さ あ、「おばちゃん」出番です。ミルクものませ、オムツも替え、なにより楽しいのはお風呂。自分の家ではまだベビーバスをつかっているそうで、我が家ではじ めての大きいお風呂デビュー。わが娘たちも一緒に入りたがり赤ちゃんも入れて総勢4人での大騒ぎのお風呂になりました。首も据わっていないあかちゃんのお 風呂は久しぶり。ふにょふにょの体を楽しみました。
でもひとつ困ったこと。そうわたしはド近眼でふだんのおふろは眼が見えていない状態で、子供たちが小さかったころは、めがねをかけて、おふろに入れていた のだった。子供を洗いながら、おふろの隅っこの汚れが気になり、でもあとから一人ではいるときには疲れていることと眼が見えていないことでその汚れのこと はすっかり忘れて・・・のくり返し。
なつかしく思い出しました。赤ちゃんはおふろのなかで、くちをすぼめ、気持ちよさそうに手足を伸ばしています。娘たちには「あなたたちも、こうやって入れたんだよ」と話をしながら洗い方までおしえちゃいました。役に立つころには忘れているでしょうけどね。
しばらくにぎやかに楽しめそう。
赤ちゃんのいる家庭のご苦労も心底「わかるよー」といえそうです。こういうことはノドもと過ぎると忘れているのでね。いまなら、ドンと来い。「なんでも相談してね。」です。
あまりにかわいいので夫に言ってみました。
「もうひとりいてもよかったね」
夫はいいました。「誰が‘のびのび’やるの?」
そうでした。わたしは‘のびのび’をやらなくては。
あかちゃんは甥っ子で楽しむことにします。
さああしたもがんばろう。
(2009.03.02)