なに?またイヌなの??って思わないでください。
実は妹分の子犬が増えたのです。
愛犬マリンは人間の中でかわいがられて育ったため自分をイヌと思っていないようでした。人にはしっぽを振って寄っていきますがイヌが来るとお腹を出して降参か、しっぽを丸めて震えている。子供たちも学校に戻り一人ぼっちの時間も増えました。仲間がいるといいかなと思ったのがきっかけです。
2月7日に2匹目の子犬がやってきました。生後2か月のチワプーです。色は真っ黒。名前はエボニーとなりました。ポールマッカートニーとスティービーワンダーの歌に「エボニー&アイボリー」という名曲があります。エボニーは黒鍵という意味です。
さてエボニーがきてからマリンはどうなったでしょう?
最初はこわごわ見ていました。だんだん近づいてにおいをかいだり足で触ってみたりしました。1週間もすると一緒にじゃれあうようになりました。3か月たつと居て当たり前になりました。
面白いのはマリンがエボニーを教育するところです。「お座り」が上手にできるとご褒美がもらえます。マリンはわかっています。エボニーはわからなくてちょうだいちょうだいと動き回ります。するとマリンがエボニーを前足で「すわれすわれ」と押さえながら教えるのです。2匹で上手にお座りができるようになりました。
トイレは場所が決まっています。上手にそこでできるとご褒美です。朝、ゲージから出してもらったエボニーはすぐにトイレにいき、上手におしっこができるようになりました。マリンはじっとすわって見守ります。上手にできると一緒にご褒美もらえるからです。
マリンにもいい影響がありました。他のイヌをやたらと怖がることはなくなりました。ちょっと興味もでてきたようです。エボニーは人間にくっついていることが大好きでテレビを見ている私の足の間にちょこんと入ってきたりします。マリンは今までそんなことをしたことがなかったのに、同じように足の間に入ってきて座るようになりました。私が忙しくしていると2匹でじゃれあって遊んでいます。
散歩も2匹連れて行きます。エボニーは自分のペースで走ろうとしますがマリンが制御して二匹並んで歩きます。他の犬友達に会ったときはエボニーが大興奮。喜んで相手の子に抱きついていきますがマリンは見守りです。今までだとマリンはこういう場面がとても苦手でしたがエボニーがいるおかげでその場にいられるようになりました。
2匹目を迎えるにあたっては、マリンは受け入れてくれるのか?悪い影響はないのか?本当に心配しました。しかし今となってはどちらもなくてはならない存在です。こうやって家族が増えていくのだなと実感しています。
暑い日は朝お散歩に行ってから仕事へ、涼しい晴れた日はなるべく時間をつくって昼にお散歩をしたりと、ますますイヌが中心の生活です。これから涼しくなってくると結構長い距離散歩しています。どこかでみかけたら声をかけてくださいね。