このコーナーでは、医療を少し離れて、自分自身のことや身の周りの出来事についてお話ししようと思っております。
大変長らくご無沙汰してしまいました。
今回は「順応性」について。
どこのご家庭でもそうだと思いますが、春は卒業、進級、入学など、大きく環境が変わりなれるのが大変です。我が家も、いろいろかさなり、一番なれるのに時間がかかったのは「おかあさん」つまりわたくしでした。
なんだかんだといっても、こどもたちの順応性はすばらしい。遠くの学校へ通う子、新しい学校へ進級する子、新しい先生に戸惑う子いろいろありましたが、どの子も5月の連休ごろには「平常」となっていました。慣れないのは私一人です。
まず、とても早起きになりました。お弁当が増えました。出勤時間が変わりました。こどもたちの帰宅時間も変わりました。習い事も変わりました。ということは、夕食の時間が変わりました。書いてみると、これだけのことなのですが、ちっとも身体が覚えません。
「今日は、どうだったかな?誰が先に行くのかな?誰が先に食べるのかな?」
おまけに春先は会議も多く夜出かけなくてはいけません。
夜遅くなっても、朝は早起き。
若い頃は徹夜で遊んだのになあ。今はとっても身体が持ちません。
いやはや、どうなることやらと思っていたら、6月に入ってやっと慣れました。
こうなると困ったことにお休みの日でも早起きです。
本当に順応性のないこと・・・・
のびのびこどもクリニック
村松明子
(2010.6.7)